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置き弁 &実録中二病

〜中学生男子の胃袋と精神的カオスに捧ぐ〜

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鶏手羽元のマヨネーズ焼き

フライパンに油をひく代わりにマヨネーズを使い、
味の締めとしてポン酢を焼き上がりにからめる。

なんだかそそられるでしょ。

食べてみると 案外こってりしていない。
とはいえ かなりなカロリーは避けられるはずもなく
こってりしていないのに高カロリーだなんて 納得できん一品。

実際の味は、といえば
マヨネーズもポン酢も 元々の味わいを失っていて
カロリー高いのわかってるけどたまらんよね、というほど魅惑的ではない。
皮をぱりっと焼いて岩塩+レモンの方が好みではある。

一緒にかぼちゃを焼いてみた。
皮をつけたままでもよかったな。
のり巻きは 鰹胡麻と梅干し。

息子は「喉がかわいた」と言いつつトマトをつまむ。
私にはない感覚で面白い。

スペアリブの煮込み

スペアリブは赤ワインたっぷりの漬けダレで下味をつけて焼く、というのが
私の定番だけれど 今回は煮込んでみた。

お酒、きび糖、にんにく、醤油で煮るというシンプルレシピ。
タレを混ぜて煮込むのがデフォルトだけど
私は 醤油以外の調味料で肉が柔らかくなるまで煮込む→醤油投入。

夜のうちに煮込み 焼き皿で冷蔵庫保存しておけば
トースターで加熱して簡単に食べることができる。
写真のは 夜煮込んで鍋のまま一晩外置き→朝 焼き皿に移したところ。
脂が固まってついている。

私の経験上 スペアリブは そうそう失敗しないうえに
食卓にのぼると「お♪」的感覚を誘発する なかなかハッピーな食材。
しっかり煮ることで 脂分は相当落ちるし
一切れでボリュームあるし 冷めても美味しいし弁当でも便利。使えるわ。
お弁当で使う場合は にんにくがつらいので 生姜がいいのかも。

レシピを検索すると 糖分を蜂蜜やマーマレードを使うのもあって
そちらも楽しそう。

関西のミドルティーンは 程度の甚だしいことを「ばり」と表現する。
初心者は「ばりかっこえー」を連発しがち。
「告白されるんか思ったら ばりどーでもええ質問されとんねん」という
勢い一気センテンスを聞き
息子がその使い方を完全にマスターしたことを母は知った。

肉じゃが

関西で肉じゃがといえば 牛肉限定。
ことこと煮込む料理と思ってたら
強火で一気に火をとおす方が じゃがいもが煮くずれないと
5年ほど前に初めて知った。
一気煮なので 野菜を切ったりする以外は 案外時間はかからない。
だけど 前夜仕込んで 一晩寝かせてから食す方が格段に美味い。

前夜仕込んだ肉じゃが置き弁。
お鍋温めて自分で盛ってね方式だと 肉&じゃがいもばかりよりわけるので
電子レンジ対応パターンで。

若い頃は 甘い味付けが苦手だったけれど
今は しょうゆ味が強いものが苦手。肉じゃが以外も。
きび砂糖と淡口醤油は3:2。
甘めに仕上げて 黒七味で締めるのを気に入っている。
スパイス苦手な息子にとっては 少し甘めの肉じゃがが家の味。

我家の定番ばかりの 手書きのレシピノートがある。

これがあると 息子が私の料理から離れて
「おかんのアレが美味しかったなー」なんてときに再現できるよね、と
人間ドックの結果を見てしみじみ。
もちろん そんなつもりなレシピノートではないけれど。

焼き餃子

置き弁で餃子は香りの問題で難易度高いのだけど
作ってすぐに食べない場合のにんにくは 私が好きではないので
我家の餃子はにんにく不使用。

毎回約100個ずつ包む

豚肉白菜えのき白葱生姜、これで全て。
今回は ニラも割愛して白葱増量。
これはこれで美味しい。
食後の香りは無問題。

息子は餃子にはポン酢派。

右側のはトマトのチャウダー。
こちらはまた後日。
ーーーーー
中学時代の人間関係というのは独特な依存関係があって
今 振り返ってみると ぶっちゃけ面倒。

そんな中 あれこれやられたりやらかしたりは 日常茶飯事で。
私自身、なかったこととして葬り去りたいこともいくつか。

いずれにしても「受け入れてもらえない」のは辛いこと。
受け入れてもらおうとしてしたこと、
間違いをお詫びするつもりでやったこと、
行動に間違いがあって
咎められる結果になった場合でも
受け入れてもらおうとした気持ちを否定するつもりはなく。

今回「それは間違いだよ」と指摘されたことだって
中学生の君には間違いでも
大人になれば正解になる話だったりする。
「間違い」として咎められたけれど
君なりになんとかしようと考えたことは
何ら咎められることではなく。

自分の思いが 相手に伝わるとは限らない。
それは痛みを伴って知っていくことかもしれない。

鶏照り焼き丼

照り焼きというもの、
食卓に登場することは滅多にないけれど
味も火通りもしっかり&ご飯に合うので
弁当/置き弁では使いやすいおかず。


調味料は きび砂糖、淡口醤油、みりん。
もも肉1枚をべろっと焼いて 冷ましてから切る。
鶏の下には 同じタレにくぐらせて軽く火を通した玉ねぎを。

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